若林鋳造所
鋳造所案内
弘化三年創業(一八四六年) 江戸時代末期より鍋、釜、くわ先、梵鐘や鰐口等、日用品から神社仏閣に関する多種多様な銅鉄鋳物作品を製作、販売を行って参りました。 現在は茶の湯釜や風炉などの茶道具から梵鐘、鰐口や教会鐘等の鳴物製品。またモニメントの創作など、代々受け継がれてきた技法を用い製作しております。
鋳造所の概要
OUTLINE
- 屋号
- 若林鋳造所
- 代表
- 若林 秀真
- 所在地
- 〒327-0016 栃木県佐野市大祝町2398
- 電話
- TEL/FAX 0283-22-0454
- URL
- https://w-tenmyo.jp/
- 事業内容
- 鋳物の製造 古釜の修理
製作者の紹介
鋳造所の沿革
HISTORY
- 倉造
- 若林家の仏壇に安置されている最古の位牌
- 初代
彦七 -
各地の鋳造所に依頼され出向き金属を熔解する「出吹」を得意とした
その優れた技術により各地から依頼される
「関東の小天狗」との異名が伝わる - 二代目
直次郎 -
工場を現在の地に建て若林家の鋳造業としての礎を築く
明治三十三年作の半鐘が佐野市内に残されている - 三代目
勇吉 -
この代より作品数が飛躍的に増える
梵鐘、半鐘や鰐口等が現在も各地にみられる
鋳物師(いものし)としての若林家を確立する
東京大正博覧会(大正三年)に「釜」を出品 褒賞を賜う - 四代目
彦一郎 -
国宝 鑁阿寺本堂 大鰐口(栃木県足利市)
明通寺 国宝三重塔 風鐸・宝鐸(福井県小浜市)
日光東照宮 本地堂(鳴き龍)風鐸
作品製作する傍ら、創業以来の数千点に及ぶ道具や資料を整理し後世に伝える
卓越技能栃木県知事表彰
佐野市指定無形文化財保持者 - 五代目
秀真 -
東大寺南大門仁王尊像修復記念「大佛釜」
京都大原三千院宸殿「三千歳之鐘」
二代目直次郎からの工場を新たに設計建築
従兄若林洋一と共に「天命鋳物伝承保存会」設立 - 次期六代目
美延 -
沖縄 育陶園 六代目 高江洲忠に師事
京都 釜師 三代目 河田松寿に師事
帰郷し、継嗣として作鋳に入る
アクセス
ACCESS
お車でのアクセス
東北自動車道、佐野藤岡ICから10分
北関東自動車道、佐野田沼ICから10分
駐車場有。
交通機関からのアクセス
東武佐野線、佐野市駅より徒歩8分
JR両毛線、佐野駅より徒歩12分